畳を正面から見るのと、反対方向から見るので色が反転して見えます。#鶴の畳#京都個展 7/1〜7/30 pic.twitter.com/DZ5VaaE8Ad
— 【本人】すごい畳 〜Kenzie Yamada 〜 (@japanese_floor) June 23, 2023
山田憲司とは何者?
畳職人という仕事を知っていますか?
通常の畳職人とは、その名の通り畳を作ったり修理したりする職人のことです。
【山田憲司】さんは畳をアートに昇華させ、現代のインテリアにマッチした畳の開発を続けている職人です。
プロフィール
名前:山田憲司(Kenzie Yamada)
生年月日:1983年
職業:山田一畳店5代目 畳職人
年々畳の需要が減少している中、伝統文化を盛り上げたいという思いから2018年からデザイン性の高い畳の作る職人として活動を続けられています。
そんな山田憲司さんですが、実は5年前までは実家の畳店を継ぐことは全く考えていなかったそう。
畳職人を志すことになった経緯
無職でだらだらと過ごしていた頃、友だちからの依頼で変形した畳を製作することになります。
遊び感覚でいろんな形の畳を作りますが、自分でも予想以上の出来で「これなら世間の役に立てる」と思い、畳造りの研究を始めることとなります。
代表作品
恐れ多くて踏めない!
— ねとらぼ (@itm_nlab) January 23, 2022
「すごい迫力」「畳にこんな可能性があったとは」 形が複雑すぎる「龍の畳」に目を奪われる https://t.co/pfgiOfybMM @itm_nlabより pic.twitter.com/fAYybOFJnG
お寺からのオーダーで作ったという龍の畳、お値段はなんと500万円!!
しかし製作期間やコストを考えるとほとんど利益にはならないそう・・・。厳しい世界です。
原材料はすべて同じイグサを使用しているそうですが、畳の網目の角度や向きを少しずつ変えることで、光の反射で色を変化させているとのこと!!すごい技術です!!
そのほかにも鶴の畳や
全て同じ色の畳ですが、光の反射を利用して、2色の鶴に見えるように計算して作りました! pic.twitter.com/39GX6T3EBO
— 【本人】すごい畳 〜Kenzie Yamada 〜 (@japanese_floor) June 22, 2023
丸い畳など
むしろはめ込まない方が美しいかも
— 【本人】すごい畳 〜Kenzie Yamada 〜 (@japanese_floor) April 19, 2023
※全て同じ色の畳を光の反射で色を変えています。 pic.twitter.com/WC3U44vErE
ユニークな形の作品がたくさん。
過去に受けた取材の動画がyoutubeに上がっていました。
個展情報
京都の東福寺 光明院という所で2023年7月1日~7月30日まで個展開催中とのこと!
アートイベント「スーパーフラットホライゾン」
■開催概要
日時 : 2023年7月1日~7月30日 午前7時~日没ごろ
ダンス : 7月1日15時~(ダンサー:森崎 真帆、金澤 萌美)
会場 : 東福寺 光明院
アクセス: 京都市東山区本町15丁目809
URL : https://komyoin.jp/
入場料 : 無料(お寺の志納 300円)
https://www.atpress.ne.jp/news/344716
300円で500万円(相当?)の作品を体験・見学できるのは超お得ですよね。
興味のある方はぜひ足を運んでみては?